ついにiPadを超えた!ファーウェイのAndroidタブレット 戸田 覚のPC進化論(日経トレンディネット)



6/5(火) 12:00配信

日経トレンディネット

 ファーウェイから新しいタブレット「MediaPad M5」シリーズが登場した。今回は、10.8インチ液晶の「MediaPad M5 Pro」を取り上げるが、ラインアップには8.4インチモデルもある。

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 最近はAndroidタブレットに元気がなく、新製品が登場しても低価格モデルばかりが目立つ。タブレット市場はiPadの一人勝ち状態だ。そんな中でも元気があるのがファーウェイのMediaPadシリーズで、エンタメを楽しむ機能を中心としたモデルを続々投入している。「MediaPad M5 Pro」は直販価格で5万9184円(税込み)。最近のAndroidタブレットの中では価格も最高クラスだ。

素晴らしいデザインに舌を巻く

 ひと目見ただけで、今までのタブレットよりも額縁が細いことが分かるだろう。スマホの狭額縁ほどではないが、とてもスマートだ。

 驚くのが、「2.5D」と呼んでいる曲面ガラスを採用していること。スマホでは当たり前になりつつあるのだが、縁に沿ってアールを描いたディスプレー面は質感が良い。僕はこんなガラスを採用したタブレットを初めて見た。

 本体は7.3mmととても薄い。背面は金属製で、こちらも縁にかけて緩やかなアールを描いている。手にしただけで、今までのタブレットとは違う高級感を感じられる。電波を通すために施した処理も、スマホの上位クラスと同様に目立たないスリットになっており、従来のタブレットとは一線を画す仕上げだ。

 ボディーの完成度ではiPadを凌駕している。史上最高に美しいデザインのタブレットだと断言できる。スマホに比べて遅れていたタブレットのボディーが大きく進化したのは素晴らしい限りで物欲をそそられる。残念なのは、500gとちょっと重いこと。金属の塊のような仕上げなので仕方ないが、手に持ち続けて使うには負担だ。 

液晶はやや暗いが解像度は高い

 液晶は2560×1600ドットだ。解像度は非常に高く精細で美しい。ただし、iPad Pro 10.5と比べるとやや暗い。まあ許容できる範囲の差だし、価格も違うので致し方のないところだろう。個人的には明るさでもiPadを凌いでほしかった。また、iPad Proはいわゆる倍速液晶なので、スクロールで指に吸い付くような気持ち良さがあるが、そこは負けている。

 液晶の縦横比はいわゆる16対10だ。このことからMediaPad M5 Proの性格がよく分かる。映画などをワイドで観るのに適した、よりAV視聴向きのモデルなのだ。iPadは4対3とより正方形に近い。ブラウザーを見る際は、横持ちならiPadのほうが使いやすいが、縦持ちだとMediaPad M5 Proもいい。縦長といってもスマホに比べると全体に大きいので、幅が狭く感じることもない。縦長すぎると感じるのは、一部のアプリを使うときくらいだろう。例えば、カレンダーを表示する場合、本体を横持ちにしてカレンダーを表示してもちょっと長すぎると思うはずだ。また、ストアも横持ちで表示すると一覧性の低さが気になる。

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