アマゾンで売り切れの電子ペーパー端末は使える? 戸田 覚のPC進化論(日経トレンディネット)



5/29(火) 12:00配信

日経トレンディネット

 今回は、電子ペーパーを採用したAndroidタブレット「BOOX Note」を取り上げる。発売元のウェブサイトで「万人向きではない」と書かれているように、とてもクセのあるデバイスだ。ただ、アマゾンなどで売り切れているところを見ると、欲しい人は結構いるようだ。僕としても、クセがないけど代わり映えしないデバイスよりはよっぽどいいと思う。では、どんな人がどんな用途で使うと良いのだろうか? 早速製品をお借りできたのでレビューしてみよう。

【関連画像】iPad Pro 10.5インチモデルと比較した。サイズはほとんど変わらない

 本体サイズは250×178×6.8mmで、iPad Pro(10.5インチモデル)に近い。ディスプレーは10.3インチの電子ペーパー(E-ink)で、解像度は1872×1404ドットだ。重量も325g以下とのことで、手に持った感じは10インチクラスのタブレットとほとんど変わらない。電子ペーパーなのでディスプレーはモノクロだが、電子書籍やPDFを閲覧したり付属のスタイラスペンで手書きしたりできる。本体の質感も悪くないし、背面の手触りも良くてマニア心をくすぐる。ただし、付属のケースはちょっとチープだ。

ハードウエアにも困った点が数々

 これを普通のAndroidタブレットとして買ってはいけない。販売元もそんなニュアンスのことを言っているのだから間違いない。だからといって、電子ペーパー端末として見ても、いくつか気になる欠点がある。

 電子ペーパー端末の用途として最も一般的なのは、電子書籍を読むこと。ライバルはアマゾンの「Kindle Paperwhite」や「同Oasis」になるだろう。これらに比べると、画面サイズが大きいのはメリットだ。

 だが、BOOX Noteは、6万9800円(税込み)と高い。Kindle Paperwhiteは1万3280円(税込み)で購入可能。最新モデルのKindle Oasisでも2万9980円(税込み)だ。電子書籍リーダーの高級モデルと考えるフロントライトがないことが、最大のウィークポイントになる。暗い部屋や飛行機の機内などでは読みにくい。ぼんやりとでもライトが点灯すると使い勝手が非常に良くなるのは、Kindle Oasisを使い続けて実感していることだ。また、文字のくっきり感も、Kindle Oasisに若干ながら負けていると感じた。ストレージは32GBで増設できないが、本を読むだけなら問題はないだろう。

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