「LUMIX GX7 MarkIII」を手にしたら旅に出たくなった 三井公一の最新デジカメ撮って出し(日経トレンディネット)



5/22(火) 12:00配信

日経トレンディネット

扱いやすく、撮影が楽しくなる

 実際に使って素晴らしく感じたのは操作性である。軽量コンパクトでとても扱いやすいのだ。まずは大型で回しやすい、独立した露出補正ダイヤルを搭載したこと。同軸に撮影モードダイヤルを配置して、省スペース化と操作性を両立した点もいい。また、電源スイッチも考えられている。バッグへの出し入れなどで不用意にON/OFFされない位置にあり、動画ボタンとうまくまとめられている。その他のボタン類もほどよい大きさ。LUMIXらしい豊富なファンクション機能がうれしく、撮影するのが楽しくなってくるほどだ。

 2030万画素Live MOSセンサーはISO25600までの高感度に対応しているので、ライカの明るいプライムレンズと組み合わせると、夜のストリートスナップも存分に楽しめるだろう。また、手ブレ補正機能はボディーとレンズのカップリングによる「Dual I.S.」は、4段分の効果がある。6.5段分の「Dual I.S.2」を備える「LUMIX GH5」「LUMIX G9 PRO」には劣るが、コンパクトさを考えれば仕方あるまい。

基本性能が高くてカッコいい

 「GX7」シリーズのモノクロームモード「L.モノクローム」は、しっとりとした階調表現で定評があるが、LUMIX GX7 MarkIIIではそれがさらに進化した。ハイライトとシャドーを強めつつ階調を豊かに残す「L.モノクロームD」を新たに搭載したのである。さらに、フィルムライクな粒状性をコントロールすることも可能になり、深みのあるモノクロームの世界を追求できるようになっている。

 このコンパクトさでチルト式LVFを復活させ、なおかつ液晶モニターもチルト可能なのはすごい。オートフォーカスも高速かつ正確、連写性能も最高約秒9コマである。もちろん、パナソニック独自の「4Kフォト」も搭載されているので、あらゆるシーンに強いミラーレス一眼カメラになっていると感じた。クラス最高画質で軽量コンパクト、使いやすい上にデザインも写真機としてカッコいいので、個人的にも欲しくなっているくらいである。オススメですゾ。

三井公一(サスラウ) Koichi Mitsui
iPhoneで独自の世界観を持つ写真を撮影している。2010年6月新宿epSITEで個展「iの記憶」を開催。同年10月にはスペインLa Panera Art Centerで開催された「iPhoneografia」に全世界のiPhonegrapherの中から6人のうちの1人として選ばれる。著書にはiPhoneで撮影した写真集「iPhonegrapher―写真を撮り、歩き続けるための80の言葉(雷鳥社)」、「iPhone フォトグラフィックメソッド(翔泳社)」がある。公式サイトは http://www.sasurau.com/、ブログは http://sasurau.squarespace.com/、ツイッターは @sasurau

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