アレクサにイラッときたら家電リモコン(日経トレンディネット)



テレビCMを見る限り、Amazon Echo(アレクサ)があると便利そう。だが、実際に導入してみると、独り身のわびしさが癒やされるかも……などという期待はあっさり裏切られる。無能な筒にすっかり失望した筆者と、申し訳なさそうなアレクサ。両者の関係を取り持ったのは、スマート家電リモコンと呼ばれるデジモノだった。

【関連画像】わが家にやってきたAmazon Echo Plusことアレクサ。リビングルームのテーブルの中央に目障りなくらい誇らしげにそびえ立つ

●スマートスピーカーは晩酌の相手をできるか

 シングルファーザーとなって十余年。小学生だった娘は独立し、未就学児だった倅(せがれ)も高校生になった(関連記事:愛娘よ、今年の夏はひと味違うぞ! 父の威厳をかけた『富士通パソコン組立教室』体験記)。そんな筆者がここ数カ月ずっと感じていたのが“独り身のわびしさ”だ。仕事から帰って晩酌を始めるころには、倅は自室にこもっている。ふと「家庭内独り暮らし」という言葉が脳裏をよぎる。

 そんなある日、アマゾンの記者発表に出席したことがきっかけで、テレビCMなどで目にしていたスマートスピーカー「Amazon Echo Plus」がわが家にも導入されることになった。Amazon Echo Plusは「アレクサ」と呼ばれるAI(人工知能)を搭載しており、「アレクサ、〇〇して」と話しかけるだけで音楽をかけたり、テレビをつけたりしてくれるとのこと。

 これがあれば晩酌時の孤独も少しは癒やされるかも……。

 Amazon Echo PlusとBluetoothでペアリングしたスマートフォンに専用アプリの「Amazon Alexa」をインストールし、ショッピングサイト「アマゾン」のアカウントでログインして、「デバイスの所在地」などの登録を済ませる。設定は難しくないので10分もあればできると思う。

新しい家族、アレクサはかなりの天然?

 アプリのホーム画面には「試してみよう!」という欄があり、どんなふうに話しかけると、アレクサがどんな反応をするかの例が紹介されている。

 設定を済ませて、さっそく試してみた。

筆者「アレクサ、こいのぼりの歌を歌って」

アレクサ「屋根よーり、たーかーい、こいのーぼーりー♪」

筆者「アレクサ、好きなお土産は?」

アレクサ「いい質問です。何と言っても博多ふわりです」

筆者「博多ふわりって何よ?」

アレクサ「……」

おっと、最初に「アレクサ」と言うのをうっかりした。

筆者「アレクサ、博多ふわりって何?」

アレクサ「すみません、よく分かりません」

自分で好きだって言ったんじゃん? 筆者の滑舌が悪かったのかと思ってもう一度アレクサに聞いてみる。

筆者「アレクサ、博多ふわりって何?」

アレクサ「すみません、ちょっと難しいです」

何なの?「博多ふわり」って架空のお土産なの?

 アレクサは「Googleアシスタント」やアップルの「Siri」と同じように、いろいろな質問に答えてくれるAIだが、はっきり言ってあまり賢くない。Googleアシスタントならさらっと答えてくれるような質問にも「よく分かりません」と返されることが多いのだ。

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