AMD製CPUも登場の手ごろなモバイル 選択の分かれ目は? 戸田 覚のPC進化論(日経トレンディネット)



 レノボのパソコンはあまりにも製品数が多く、残念ながら7~8割のモデルしかレビューできていない。今回取り上げる「ideapad」シリーズにもずっと関心を持っていたのだが、なかなかレビューする機会がなかった。なんとなく、「ThinkPad」シリーズなどの影に隠れてしまいがちなのだ。

【関連画像】ボディーはアルミ製で、スッキリとしたデザインだ

 ただ、2018年2月に発売された「ideapad 720S」は、AMD製のプロセッサーを搭載したモデルがあるのが興味深い。ideapad 720Sの最大の特徴はコスパの高さだ。Core i5に8GBメモリー、256GBのSSDを搭載したモデルが、10万6861円。今回レビューするAMDのRyzen 5 2500U APUに8GBのメモリー、256GBのSSDを搭載したモデルでは9万5386円となっている(以下、価格はすべて記事執筆時点のクーポンを適用した場合)。

 ここまで安価だと、本体もある程度はチープになるのでないか――という懸念を含めて見ていきたい。

ボディーは美しいアルミ製だ

 借用した製品が届いて驚いた。外観は、チープどころかとても高級感があるのだ。ボディーはアルミ製で剛性が高く、高級モデルと呼んでもおかしくない仕上げだ。

 12インチのMacBookに近いコンセプトのデザインで、ダイヤモンドカットが施されているあたりは、ちょっと古めかしいと個人的には感じてしまう。ただ、左右方向は狭額縁なので、古さと新しさが混在しているといった印象だ。どちらにしろ、所有する満足感は非常に高いはずだ。価格を考えると文句のつけようがない。

 ディスプレーは、13.3型のフルHDと、モバイルノートの中では非常に一般的なスペック。ただ、非光沢なので、屋外で使う際にも映り込みが少なくていい。IPS液晶で視野角が広く、明るさもまずまずだ。最近は、もっと高解像度が高いディスプレーも珍しくないが、普通に使うには十分。12~13インチなら、フルHDがベストバランスだとも思う。4Kなどの高解像度になると、文字が小さくなるし、やたらにバッテリーを食うからだ。

 ちょっと気になったのは、液晶の下のフチがかなり太いことだ。液晶サイズに合わせて設計するとキーボードスペースが小さくなりすぎるので、あえて広く取っているのは分かる。だが、使っていて腰高な感じは否めない。

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