足こぎ発電機でiPhoneをフル充電! かかる時間は!?(日経トレンディネット)



緊急時にすぐに使えるペダル式発電機

 スマートフォンは、多くの人にとって家族や友人、知人との日常的な連絡手段であり、ビジネスツールでもある。スマートフォンはいまや、数日どころか、数時間使えなくなるだけでも困るものになってしまったように思う。それだけに、外出時に心配になるのが端末のバッテリー残量だ。

【関連画像】ペダル部分は有名ブランドのウェルゴ製。ベアリングが入っているため回転はスムーズ

 ケーターの「パワーボックス」は、非常用のポータブル発電機。自転車のように足でペダルをこいで発電する。差し込み口は日本で主流の「A型」で、120V、最大20Wの電力を供給できるという。もちろん、スマートフォンのACアダプターも問題なく使用できる。これさえあれば「ゼロから電気を生み出せる」と思うと非常に心強い。価格は直販サイトで税別4万5600円だ。

 というわけで今回は、電源が使えない屋外で、モバイルバッテリーなどの補助電源も一切ない状況に陥ったと仮定して、パワーボックスを試用してみた。

 パワーボックスのパッケージには、折り畳まれた発電機部分、ペダル、スタンドがそれぞれ収められているので、まずはクイックマニュアルに従って本体を組み立てる。組み立てに工具は要らず、パーツとパーツの接合部に金属製のピンを差し込んで固定するだけだ。「組み立てる」というほどの手間ではなく、10分もかからずに使える状態になった。

1分と少しで残量が1%アップ!

 パワーボックスを組み立て終わったとき、スマートフォンのバッテリー残量は2%だった。外出中なら、そろそろバッテリーが切れないかとおびえながら、コンセントが使える喫茶店を探しているところだ。

 なお、充電するスマートフォンは、使用期間1年ほどの「iPhone SE」。バッテリーはわずかにヘタリ始めた状態だ。パワーボックスのコンセントにアップル純正のアダプターとLightningケーブルを接続し、iPhone SEを充電すべくペダルを踏み始める……。ちなみにパワーボックスは、1秒間に1.5回転以上のペースでペダルをこぐと発電する仕様。あまりのんびりこいでいると電力の供給が止まってしまう。

 バッテリー残量2%からスタートして、3%になったのは1分19秒後。小数点以下の電池残量が分からないので誤差はあるだろうが、単純に1%あたり79秒とすると、130分あまりで0%から100%になる計算だ。

 とにかく、どんどんこいでみる。しばらくこいでいると、抵抗感が変わるポイントがあることが分かる。詳しい仕組みは不明だが、時々ペダルが重くなり、いかにも「発電している」という感触になるのだ。10分ほどこいでみた印象では、通常の軽い状態が80%、少し重い状態が15%、かなり重い状態が5%くらいの割合でペダルの抵抗感が変化するようだ。常に軽ければ発電も楽なのだが、こぐ時間が長くなるにつれて、この重さが疲労として地味に足に蓄積されていく……。

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