クラウドより高速で便利! ファイル転送アプリ2選 戸田 覚のデジモノ深掘りレポート(日経トレンディネット)



 最近、やっぱりパソコンが使いやすいと再認識している。もちろん、スマートフォンも毎日、長時間使っているのだが、目の前にパソコンがあれば、無意識にパソコンに手が伸びる。何でもスマホで済ませようとする若者とはずいぶんな違いだ。「古い」といわれるかもしれないが、便利なのだから仕方がない。

【関連画像】Photos Companionは、マイクロソフト製の写真転送アプリ。iOS版とAndroid版がある

 僕は、自分で作成したファイルのほぼすべてをパソコンで管理している。スマホで撮影した写真やビデオをパソコンに取り込んで整理したり、書類などに貼り付けたりすることも少なくない。では、スマホからパソコンにファイルを移すときどうするか。

 一般的には、OneDriveやGoogleフォトなどのクラウドストレージを利用する人が多いだろう。僕も利用している。ただ、クラウドストレージは容量が限られているし、転送が遅くてイライラするので、保存するのはクラウドにバックアップしておきたいファイルや外出先で利用したいファイルにとどめている。

 スマホで撮った写真などを目の前のパソコンに送りたいだけなら、ファイル転送アプリのほうが便利だ。必要なファイルだけを指定して、パソコンに送るので、転送速度も速いし、クラウドストレージに余計なファイルが残ることもない。

 ということで、今回は最近便利に使っているスマホのファイルをパソコンに転送するツール「Photos Companion」と「AirMore」を紹介したい。

Windows 10限定だが転送は高速

 Photos Companionは、スマホで撮影した写真をパソコンに転送するためのアプリだ。最大の利点は高速なこと。クラウドを経由するサービスよりも圧倒的に高速だ。

 例えば、以前に紹介した「Send Anywhere」でもできることは変わらないのだが速度が大きく違う(関連記事:一度使うと手放せない!戸田覚厳選のAndroidアプリ)。Send Anywhereは、使っているとあまり意識することがないが、クラウドを経由してファイルを転送している。アップロードとダウンロードにそれなりに時間がかかる。その代わり、ファイルをやり取りする機器のOSはWindowsでもAndroidでもiOSでもいいし、各機器が別々のネットワークにつながっていても利用できる。

 一方のPhotos Companionは、スマホとパソコンの間で直接ファイルを転送する。ファイルの転送はスマホからパソコンへの一方通行だが、インターネットを介さず、Wi-Fiを使ってデータを送信するので、クラウドを経由するよりも断然速い。

 難点は、パソコンのOSがWindows 10でないと使えないこと。パソコン側の受け口としてWindows 10の標準アプリ「フォト」を利用するからだ。また、パソコンとスマートフォンが同じWi-Fiネットワークにつながっていることも条件だ。SendAnywhereに比べると利用シーンは限定的だが、自宅やオフィスなどではPhotos Companionのほうが便利という人も多いはずだ。

 Photos Companionを使うには、スマホにアプリをインストールするだけでなく、パソコン側にも設定が必要なので、よく使うパソコンではフォトの設定を変更して、Wi-Fiでファイルをやり取りできるようにしておこう。

【関連記事】

Related Post



コメントを残す