docodemoSPEAKER その最高の置き場所を追求する 湯浅の穴(日経トレンディネット)



 演奏活動でメシを食っていたこともある、音楽とITにはちょっとうるさいライターの湯浅英夫氏が、自分がハマった物について、そのハマった穴を解説していく。

【関連画像】BoCoが3月に発売した、振動板をもたないスピーカー「docodemoSPEAKER SP-1」

 BoCoが発売した「docodemoSPEAKER SP-1」(以下docodemoSPEAKER)は、何かの上に置くと、その置いた場所を振動させて音を出すという、振動板を持たないスピーカーのようなデバイスだ。たとえば机の上に置くと、机が振動して音が出る。

 BoCoは骨伝導技術を活用した機器を開発しているメーカーで、骨伝導を使った耳をふさがないイヤホンなどを発売している(関連記事:「周囲の音も聞こえる 音楽用『骨伝導イヤホン」の驚き』」)。このデバイスも面白そうなので、さっそく入手して自宅や編集部のあらゆる場所を振動させて、“最高のスピーカー”になるものを探してみた。

ワイヤレスで防水、音質にもこだわり

 こうした“置いた対象物を振動させて音を出す”デバイスは以前からあるが、本格的なオーディオ機器としてはちょっと疑問符がつくオモチャっぽいものがほとんどだった。

 docodemoSPEAKERの特徴は、まず音にこだわった設計だ。本体は手の平サイズのコンパクトさだが重さは360gあり、手に持つとズッシリと重い。内部に大型の振動デバイスが組み込んであり、粘着シートで対象物にガッチリ貼り付けてしっかり振動させることでいい音を目指しているそうだ。

 そして、Bluetooth接続に対応するワイヤレスデバイスであることと生活防水に対応するのも特徴だ。ワイヤレスで、接続しているスマートフォン自体は部屋に置いておき、docodemoSPEAKERだけを台所や洗面所などに持ち込んで使える。Bluetoothスピーカーと同じ使い勝手のよさがある。

 難点を挙げるとすれば、価格がやや高いことだ。家電量販店での実売価格は1万9880円で、これは20Wクラスの防水Bluetoothスピーカーが買える価格帯だ。直接のライバル製品はないが、あえて言うならそうした製品が比較検討の対象になるだろう。

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