ヘッドホンにもワイヤレス化の波、5万円以上が売れ筋(日経トレンディネット)



 前回の「通勤・通学向けに48時間使える完全無線イヤホンが人気」に引き続き、今回はe☆イヤホン秋葉原店にヘッドホンの売れ筋を取材した。

【関連画像】カンダエイトビル4階にあるe☆イヤホン秋葉原店。ヘッドホンコーナーは店内奥側に広がる

 同店の広報を担当する松田信行氏によると「どちらかといえば一眼レフカメラのように“憧れ要素”が強いジャンルで、長年のファンに刺さるモノは高くても勢いよく売れるところがあります」とのこと。屋外向きのモデルもあるが、開放型ヘッドホンなど自宅で使うのに向いたモデルも多く、季節や通勤通学利用によらないトレンドが形成されているそうだ。イヤホン同様に、Bluetoothを使ったワイヤレスモデルの人気も高まっている。それを踏まえて売れ筋ランキングをみていこう。

 5万円以上のモデルがズラリと並び、20万円超えのモデルもある重量級のランキングとなった。売れ方については「自宅でのメインに使う方と、屋外に持ち出してファッションの一部に取り込む方がいると思います。ただ、どちらも音質が良くないと注目は長続きしないので、総じて音には光るものがありますよ」という。モデルごとの人気の理由は次のページから追っていこう。

※なお、本文で掲載している価格は2018年2月27日15:30時点のもの。日々変動しているので、参考程度に見ていただきたい。

aptX HDコーデック対応のワイヤレスモデルが2トップ

 一番人気となっていたのは、Bowers & Wilkinsの「PX」だ。Bluetooth 4.1対応のワイヤレスモデルで、SBC、AACに加えてハイレゾ相当のaptX HDなどのコーデックに対応している。アクティブノイズキャンセル機能は「フライト」「シティ」「オフィス」の3モードがあり、状況に合わせて使い分けられる。

 「同社の『P9 Signature』に採用した40mm径ドライバーを内蔵していて、音の深みと解像感がすごい、臨場感がすごいと評判です。なのでノイキャンモデルながら、部屋置き用として愛用している人も多いと聞きます」

 さらに人気を押し上げているのはデザインの良さだ。「スタイリストが好んで使うので、いろんなメディアで露出しているんですよね。カラーはソフトゴールドとスペースグレーがあって、女性人気もかなり高いです」。

 続く2位もワイヤレスモデルだ。ドイツのbeyerdynamicから登場した「Aventho Wireless JP」で、1万ガウス(1テスラ)超の磁束密度を発生させるテスラテクノロジーを採用した音質の良さが高く評価されている。Bluetooth 4.2対応で、対応コーデックはPXと同じだ。

 「こちらは比較的男性受けが良く、通勤用に買っていくという方が多い印象です。首掛けしたときの外観も格好いいですしね。音質にも外観にも取り回しにも妥協したくないという人にぴったりだと思います」

 3位はオーディオテクニカの開放型ハイエンドモデル「ATH-ADX5000」。こちらは完全に部屋置き用だ。「オーディオテクニカの開放型の粋を集めた傑作として、憧れの的になっています。とにかく精細でナチュラル。生演奏の楽曲を楽しみたいという人が満を持して購入するという製品ですね。20万円超えでこれだけ勢いのある製品はなかなかありません」。

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